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2023/12/24 冬季昇級昇段審査会

12月24日(日)久喜市総合体育館にて昇級昇段審査会が行われました。
全99名の道場生が参加、内5名が初段の審査に挑戦しました。

昇段審査ではしっかりと稽古を積み重ねてきた型を披露、過酷な十人組手をそれぞれが完遂し、無事全員昇段することができました。

審査の様子は下記リンクより66枚のギャラリーを公開しております。

https://photos.app.goo.gl/yWoZmS4neq88mDMX7

本ページ下部に昇段者のレポートを掲載しております。

筆記試験 100点満点

羽田彩人  幼年白帯
川本凌  幼年色帯
守屋伊織  幼年色帯
野口春翔  幼年色帯
阿部奏人  少年10・9級
野口穂乃果  少年10・9級
岡野拳斗  少年10・9級
五瀬瑛太  少年10・9級
戸井田響  少年10・9級
雨宮和希  少年10・9級
山本梨乃  少年10・9級
髙橋美羽  少年8・7級

木塚琉惺 昇段レポート (空手歴6年7ヶ月)

僕が空手を始めたのは、幼稚園の空手教室です。友達と放課後も楽しく一緒に稽古をしていました。
空手を続けていくうちに級も上がり黒帯という目標に向かっていつしか頑張ろうと思うようになりました。
目的をもって稽古をすることを強く意識したのは、すごく単純な動機です。

小学校低学年の時に緊急事態宣言が発令され、道場も長期休館することになりました。
その時、ふと「次に道場に行った時に急に上手くなっていたら師範、びっくりするかな?」と思い、師範の驚く顔が見たくて空手の自主練習を始めました。
そして久しぶりに道場稽古に出られた時、師範に型を褒めてもらえたのが嬉しくて、それから型を頑張るようになりました。

そんなある日、師範から「大会に出てみる?」と声をかけてもらい、いくつかの大会に出場するようになりました。
そのおかけで他の道場の人と仲良くなったり、知っている人が増えました。
選手として楽しいことや大変なことも、いろいろな経験をさせてもらいました。
ここまで頑張ってこれたのはみんなに支えてもらえたからです。
ずっと指導してくれた師範や先生方やコーチ、そして大会の時は特に力になってくれる先輩達、いつもお互いに応援したり競い合える仲間達のおかげです。
これから黒帯を締めますが、まだまだ足りないものがたくさんあります。さらに上を目指してこれからも稽古を続けたいと思います。
また、今まで僕が先輩達にしてもらって嬉しかったことや教えてもらった事を今度は頑張っている後輩達にも伝えていきたいと思います。押忍

吉岡里依紗 昇段レポート (空手歴6年3ヶ月)

私が、見山道場に入門したのは5歳のとき、2歳上の兄に何でも勝たないと気が済まない性格、とにかく負けず嫌いの性格、入門当時の目標は、「兄に勝つこと。」道場に通い始めたときから、稽古に行くことが楽しみで仕方がなかったことを今でもはっきりと覚えています。試合に出場するようになり、型の試合で初めて入賞したときは、入賞のメダルより、負けて悔しい気持ちが強く、今度は、もっとたくさん稽古して、今より上手になって、次こそは負けたくない。そんな思いで日々の稽古に励んでいました。高学年になった頃からは、師範がいつも話している挨拶や礼儀、相手への思いやりの大切さも分かるようになり、帯の色も茶帯になっていました。その頃から、「絶対に黒帯になりたい。」という目標ができ、さらに稽古には励んできました。審査の当日、組手の相手として来てくれた先輩や仲間の顔を見たら不安はなくなり、全力でやり切ろうと思うことができました。10人組手で、気持ちを前に出しきれなくなった後半、師範の言葉や、先生たち、仲間たちの応援のおかげで、最後まで、自分らしい組手をやり切ることができました。ただの負けず嫌いだった私が空手を通し、試合で勝つことより、思いやり、周りの人に感謝するという大切なことを学ぶことができました。黒帯としての自覚を忘れずに後輩のお手本になる、挨拶や礼儀を心がけていきたいと思います。これからも、一生懸命、稽古をしていきたいです。押忍!                                   

富田豪 昇段レポート (空手歴12年)

自分は今回昇段審査を受け、初段になることができました。自分が初段になるために師範や先生方、黒帯の先輩方にはとても感謝しています。また、何年も空手を続けさせてくれた両親にはとても感謝しています。
初段になり、今までは自分のやることが多く、周りの手伝いが疎かになっているところがありました。ですがこれからは、後輩の為にも頑張りたいと思います。主に蓮田カップや、昇級昇段審査の手伝いをやりたいと思います。来年度から自分は高校3年になります。受験が始まり、道場に行くことが今まで以上に少なくなります。ですが、ここで空手を辞めてしまうのではなく、受験が終わってからも、空手を続けたいと思います。
昇段審査を受けるまでに自分の中で一番大変だったものが柔軟です。自分は小さいこと頃から体が硬く、その硬さを理由に諦めてしまってるところがありました。しかし、周りの友人が先に昇段審査を受け昇段したのを見てから、「自分も昇段して黒帯をになりたい」とより一層思うようになり、毎日少しずつ柔軟をやり始めました。今まで柔軟をやってこなかった体はものすごく硬く、小さい頃から少しずつでも柔軟はやるべきだったと感じました。体が硬いが故に上段が蹴れなかったりと大変なことが多かったです。
十人組み手では、とても辛く、ここで辞めたいと思ったことが何度もありました。その度にやっと昇段審査に辿り着けた、ここまで来て諦めるのは絶対に違うと自分に言い聞かせ、最後までやり切ることができました。
今まで黒帯に向け指導してくださった師範、先生方、また稽古で多くのことを教えてくださった黒帯の先輩方、昇段するまで十数年も空手に通わせてくれた両親には本当にに感謝してします。
これからは受験が始まり、空手にはいけない日が続いてしまうと思いますが、できる限りのことを受験期にやり、受験が終わってからまた一生懸命に稽古をやりたいと思います。

押忍

島村悠希 昇段レポート (空手歴9年)

見山道場に入門した小学2年から約11年が経ち、黒帯に挑戦することが出来た。
入門した当初は見様見真似で、技の意味も理解せずに稽古していた。それから2年経ち、技の意味も理解してきた小学4年の夏に休会した。
中学1年の夏頃に空手を再開した。かなりの年月が経っていたため、再開したクラスに知っている人は居なかった。そのため、クラスに馴染めるか不安で道場に行きたくないと思っていた。しかし、空手をやりたくないと思ったことは無かった。
クラスに慣れ、二級に合格した直後にコロナが流行し、稽古がオンラインになった。家での稽古は快適だと思った反面、物足りなさも感じていた。しばらくしてコロナの規制が緩和されると、道場にも週一で通えるようになり、一層集中できるようになった。その年の冬に一級を取った。
一級まで来て「あと1歩だ」と思ったものの、その1歩が凄く大きかった。「2年で黒帯挑戦」と目標を立てていたが、実際は3年かかってしまった。
昇段審査直前、緊張しており、特に10人組手直前は「逃げたい」と一層弱腰になっていた。しかし、そのような心意気では黒帯を締める人物に能わないと思い、自身を奮い立たせた。組手での痛みよりも心の痛みの方が辛かった。
今回の昇段審査を通して、いくつかの課題が見つかった。黒帯を取って終わりではなく、黒帯を取った瞬間をスタートラインと見て、これからの稽古でこれらの課題を改善するつもりだ。
押忍

千葉智明 昇段レポート (7年8ヶ月)

私の脚はガクガクと震えた。目の前にお婆さんに手を引かれている空手着を着た幼稚園生がいた。私は殴ったりされたりされるのではないかと恐怖した(小学4年)。それを見た母が「空手はそんなに怖い物ではないんじゃない?」と言い道場に連れて行ってもらったことが空手を始めたきっかけだ。いざ始めてみると空手はただ単に暴力を学ぶ場所ではなく、礼節を重んじ忍耐力や体力の向上を学ぶ場所であると感じ、安心して日々の稽古に挑むことができた。中学生の頃、見た目がひ弱である私は学校でいじめられ、学校に通えない時期がありました。その時、師範に相談しアドバイスを頂き解決することができ安心して学校生活を送ることができた。その後高校受験などもあり一時期休会をしていましたが、高校1年生の初めから空手を再開し、本格的に黒帯を目指して稽古を続けました。これまで書いてきたように私は心が弱く折れやすい性格でした。なので、実際昇段出来た時は「本当に自分が取れたのか?」と昇段したという実感を得ることができませんでした。しかし、一回一回の稽古に集中して挑み、その稽古の中で的確な指導をしてくださった先生方、辛いと思っても励まし合えた仲間達のおかげで昇段することができたのではないかと思いました!これからも頑張っていこうと思う。
押忍

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