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2023/06/18 夏季昇級昇段審査

6月18日(日)夏季昇段審査会が行われました。
全85名の道場生が日頃の成果を発揮いたしました。

今季は5名の道場生が初段審査に挑戦しました。
それぞれ体力と気力の限界の縁で苦しみながらも、今まで稽古で鍛えてきた精神力をもって、見事完遂することができました。

中でも鏑木達成、渉親子は、6年半親子で励まし合いながらここまで歩みを進め、同日に審査に臨むことができました。
十人組手では9人目の相手として親子での対決、達成1級の10人目の相手は古くからの親友でもある鈴木賢司初段が務め、壮絶ながらも感動を呼ぶ審査会となりました。

昇段者の昇段レポートは、後日こちらのページに追記いたします。

柳敦心 昇段レポート

私は5歳から空手に通い始めました。
自分から両親にお願いして入門し、ほぼ休まずに通いました。本当に楽しくて好きでしょうがないほどでした。
入門したての頃、黒帯をとることはほど遠いほど憧れの存在でした。
約9年ほど通い、いつしか黒帯をとることが目標となっていました。
そのきっかけになったのは、先生たちの温かい助けのおかげだと思います。
聞こえない私に対して自ら進んでメモしてくれたり、ジェスチャーで伝えたりして積極的にコミュニケーションをとってくれました。その甲斐あってモチベーションは伸び、どんどん級も上がっていき、1級まで進級できました。
本当に先生たちには感謝しきれません。そして、昇段審査に挑戦するために柔軟、型、組手、補強などを頑張る日々となり、稽古以外見山道場動画を繰り返し観ながらコツコツと練習し、できるようになりました。
ついに本番の黒帯審査挑戦です。10人組手は稽古の時と違って一般部の大人たちが相手なので、凄く重く、速く攻撃してきたので負けそうなほどの勢いでした。本気で自分と戦ってくれる、その気迫がよく伝わり、感謝の思いもありました。その勢いにそれでも攻め返して、これまで培った技を出していきながら10人目を突破しました。目標を達成し、念願の黒帯がとれました。
これからが本当のスタートです。後輩達のお手本になり、黒帯としての自覚を持ち思いやりや相手を尊重して行動するように心掛けたいとと思います。
本当に今までお世話になった師範、先生方ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。押忍!

鏑木渉 昇段レポート

もともと運動が苦手な私が6年間、空手を続けて昇段する事が出来たのは、いつも身近で成長を見ていただいた見山師範、厳しい中にも励まし続けてくれた先生方、沢山の汗を一緒に流した道場生、そして、一緒に黒帯を目指し続けた父親や家族のおかげです。
初めて試合に出場した時は、緊張と不安で日頃の稽古の成果を出せずに、悔しい思いをした事を覚えています。
級が上がるごとに、型、組手、棒、覚える事も増えて、稽古も厳しい内容もありました。また、体力作りで縄跳びや腹筋と、何度も昇級・昇段を諦めようと思いました。しかし、父親や道場生の頑張っている姿や黒帯の先輩方のアドバイス、そして、見山師範、先生方の励ましのおかげで、空手を続ける事が出来ました。
昇段審査での10人組手は、一生の思い出となりました。本当にありがとうございました。
これからは、空手で学んできた挨拶や礼儀を後輩の手本となるように、そして、極真館の黒帯に恥じないような行動を心がけていきたいと思っています。
これからも宜しくお願い致します。押忍

鏑木達成 昇段レポート

武道に全く無縁で、不器用な私達親子が極真館との出会いは、見山師範から「薄紙を重ねていくように日々の積み重ね、自分のペースで出来る」と教えていただき、入会させていただきました。
親子で型を覚えたり、息子の頑張りを側で見る事がとても嬉しかったです。
しかし、帯が上がるにつれ覚える事が多くなり、組手の動きや技術も難しくなりました。
今でもそうですが、必死に稽古についていくそんな毎日です。
そんな私に見山師範や先生方は、繰り返し繰り返しの稽古をしてくださいました。
また、経験豊富な先輩方が声をかけてくださったり、中高生や若い世代とそれぞれの目的に向かって、共に汗を流した事で今の私があると思います。ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
一級・昇段に向かって息子との体力作りは、何度も何度も挫折した事を覚えています。
この度は、親子揃って昇段審査を受ける事が出来ました。
最後まで不器用な親子でしたが、一生懸命な姿を家族に観せる事ができて、私の人生にとっても特別な記念日となりました。
また、息子のこれからの人生にとっても、とても大切な経験をさせていただきました。
私が空手を通して学んだことの中に、一生懸命な姿に人は心が動く事です。何も取り柄のない私や息子が、昇段審査後「感動しました。」「励みになりました。」と、沢山の方から温かい声をかけていただきました。この事は、仕事や社会人としての人間関係にも繋がる大切な事です。
今まで沢山の御指導をいただいた見山師範、先生方に感謝し、初心の気持ちを忘れずに、そして一生懸命に、これからも稽古をしていきます。
これからも御指導の程、宜しくお願い致します。押忍

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