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2022/09/24 秋季審査会

9月24日(土)久喜市総合体育館にて昇級昇段審査会が行われました。
全員真剣な眼差しで、普段の稽古の成果を存分に発揮しました。

今回の審査会では小学6年生の大島陽向1級と、壮年部の鈴木賢司1級が昇段審査に臨みました。
筆記試験・基本・補強稽古・型・組手と、すべての項目において素晴らしい成果を発揮し、2名とも無事に初段取得が認められました。

また、この日の4日前の9月20日は見山師範の還暦のお誕生日でした。
審査会終了後、道場生みんなからのサプライズでお祝いをしました!

特大ケーキと『志』の文字がボトルに刻印されたお酒、そして一般部・上級クラスの少年部と選手クラスの道場生総勢95名のメッセージが書かれた寄せ書きがプレゼントされました。
「人生60回目の誕生日だけど、今回の誕生日が今までで一番嬉しい!ありがとう!」と、サプライズに驚きながらも大変喜んでくださいました。

大島陽向 昇段レポート

始めに、今回の秋季昇段審査を受けさせてくださりありがとうございました。
僕が見山道場へ入門したのは年中の頃でした。
空手を始めたきっかけは、近くの保育園に通っていたころ頃、散歩をしながら道場での練習を何度も見ていて、みなさんの稽古をしている姿がとてもかっこよく、僕も極真空手をしてみたいと思い始めました。
始めたばかりの頃は基本稽古の時に眠くて、うとうとしてしまったり、黙想の時には眠ってしまったりと体力がなく、師範や先生方は「大丈夫か!」とよく声をかけてくれました。
1年生の時に初めて、錬成大会で型の試合に出場した時は3位でメダルをもらいとても嬉しく、もっと空手を頑張ろうと思いました。
でも大会では入賞をしても優勝することが出来ず、組手では1回も勝つことが出来ず悔しい思いをたくさんしました。何度も講習会にも参加し、普段の稽古も休まず頑張りました。その結果、6年生の全日本大会、型で優勝した時はとても嬉しかったです。
昇段審査での10人組手では、自分の全力を出しきり苦手だった組手も自信がつきました。
この昇段審査での緊張感と達成感をいつまでも忘れず、これからの日常生活や日々の稽古を頑張っていきたいと思います。
終わりに、いつも励まし応援してくれた見山師範をはじめ各先生方、先輩、仲間、道場生のみなさんに支えられてここまで来れたことに心からお礼を申し上げます。押忍

鈴木賢司 昇段レポート

今回昇段審査を行うにあたり師範や先生方及び先輩方や道場生には稽古を通じて色々お世話になりました。本当にありがとうございました。入門当時、妻が他界し、つまらない生活を過ごしていました。そんな自分を心配した同期の友人が自分のことを心配し一緒に空手をやろうと蓮田道場に入門しました。その時、空手を行うからには黒帯まで行くと心に誓いましたが、そうは簡単にはいきませんでした。入門時の年齢は48歳。学生時代以降の運動はほとんどゼロ。そして筋肉がいきなり悲鳴をあげました。肉離れです。組手を行えば打撲で稽古を休む。そんなことの繰り返しでした。いつしか師範、先生方から「無理しないでください」と普通に言われるようになっていました。しかし、人のからだは面白いもので帯の色が上がるにつれ、からだも丈夫になっていき不思議と大きなけがすることがなくなっていました。そしてようやくたどり着いた昇段審査。昇段審査にあたり準備を念入りにしたつもりでしたが結果的にもっと準備が必要だったことが審査会で出てしまいました。型も組手も自分の思い描いていたイメージとは全くもって違うものでした。極真の「千日をもって初心とし、万日をもって極みとする」を考えさせられた審査会でもありました。これからも稽古は続けていこうと思っております。ここで終わりではありません。高みを目指し稽古に取り組みたいと思います。押忍。

宜しくお願い致します。

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