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2017/09/16 秋季昇級昇段審査会

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9月16日(土)久喜総合体育館に於いて秋季昇級昇段審査会が行われました。
蓮田支部からは少年部一般部合わせて80名が受審しました。

一般部の審査では中学一年生の井口叶夢一級が昇段審査に臨みました。
部活と学業と空手に忙しい日々でありながらこの審査に向けて準備を重ねてきました。
十人組手では時折苦しそうな時もありましたが、一般部や同じ中学生の黒帯の先輩たちに見守られるなか
最後まで諦めることなく見事に完遂し念願の昇段を果たしました。

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「昇段レポート」

井口 叶夢 初段

井口 叶夢 初段

「今度の昇段審査は、一人だからがんばれよ。」
見山師範からそう言われ、私の頭の中は真っ白になりました。型や棒跳びなど、まだまだ不安があるのに、たった一人で審査を受けるなんて、考えただけで身震いがしました。でも、これはきっと私に与えられた試練なんだと考え、落ち着いた気持ちで九月十六日を迎えました。

一年前、ずっと一緒に道場に通い、ほぼ同じように昇級してきた兄が昇段審査を受けました。そして道場の同学年の仲間たちも次々と黒帯となっていく中、「自分は、いつになったら、昇段審査を受けることができるのだろう。」「自分に足りないものは、何なんだろう。」私の心の中には、いつもそんな問いがありました。

私はどちらかというと、前に出て自分をアピールすることが苦手です。だから近所の人に挨拶されても、母の後ろに隠れたり、自分の気持ちや意見は、心の中にしまい込んだりしていました。でも、空手を始めてからは、そんな自分の状況が一変しました。挨拶、気合い、礼儀など自分から率先して声を出し、行動しなければいけません。大会では積極的な気持ちで闘わなければ負けてしまいます。道場に通ううち、恥ずかしがり屋の自分はだんだん居なくなり、大きな声や自分の気持ちが言葉になって出てくるようになりました。だから、私にとってたった一人の昇段審査は、これまでの消極的な自分が変わったかどうかの審査でもありました。

田森師範に名前を呼ばれ、「合格」を告げられたときは、嬉しさと感謝の気持ちで涙が溢れてきました。この黒帯は、私一人のものではありません。いつも厳しいながらも温かい気持ちでご指導してくださった見山師範、技の向上や精神面でのサポートをしてくださった阪本先生、髙橋先生、蓮見先生、型が苦手な自分に丁寧に教えてくださった先輩、組手の相手をしてくださった一般部の方々、大きな声で応援をしてくれた仲間たち、そしていつも自分の支えになってくれた家族。本当にありがとうございました。

私にとっては黒帯はゴールではなく、新たなスタートです。たくさんの想いが詰まったこの黒帯をしめるのにふさわしい人間になれるよう、気持ちを切り替え、今後も練習に精進していきます。これからも、ご指導のほどよろしくお願いします。押忍


少年 白帯 齋藤慎一郎
少年7・8級 黒岩 優翔
少年7・8級 大竹 黎
少年7・8級 片山 剛輝
少年3・4級 蓮見 圭亮
少年3・4級 金城 琉珂
一般白帯 鈴木 賢司
一般7・8級 櫻井 悦子
少年 白帯 木塚 春稀
少年7・8級 カラムジョシュア悠太
少年7・8級 柏木 健介
小年7・8級 大崎 菜乃
少年3・4級 佐怒賀 大宙
少年3・4級 神戸 仁那
一般9・10級 坂野 昇
一般1・2級 横川 純一

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