最新の道場ニュースへ

2014/09/13 秋季昇段昇級審査会

※写真をクリックすると拡大表示されます。

9月13日(土)久喜総合体育館に於いて秋季昇級昇段審査会が行われました。

蓮田支部から一般部14名少年部56名が受審しました。その中で今回は渡辺和芳一級が昇段に挑戦しました。

ここ数年間、一般部稽古日数ナンバーワンの渡辺一級 、この日に向けてコツコツと稽古を積み重ねてきました。

基本、型、棒術、補強、そして黒帯を相手に10人組手を見事に完遂しました。

現在、見山道場では少年部一般部はもちろんのこと、壮年部道場生の皆さんもとても頑張っています。
空手を始めるのに遅いことはありません。いつからでも始められます。

そんな渡辺和芳 新初段のレポートはこちらです。

------------------------------------------

秋季昇段審査会 (昇段レポート:渡辺和芳初段)

自分が見山道場に入門して約6年がたとうとしています。
少しは強くなれて護身でも身につけば?との思いで入門しました。

当初は「黒帯は夢のまた夢」自分が多趣味の為に「スポーツの為の体力作り」「音楽のリズム感作り」と
自分なりに空手の稽古を続けてまいりました。

しかし稽古を重ねるうちに空手の奥深さに気づき、不器用な自分を叱咤するように
稽古のある曜日は毎回道場に通うようになりました。
ここ数年では空手の修行が生活の中心となっているほどです。

そんな矢先、今年の1月に見山師範より9月に昇段審査を受けてみないか?とのお話を戴きました。
「私の今までの出席日数から考えるに9月で有れば、十分に間に合うのではないか?」と安易に考えていました。

しかし昇段を意識し自分自身の実力を冷静に見つめ直してみると
組手技術も型稽古も黒帯としてはまだ未熟だと気が付き自分に反省し、改めて稽古に望みました。

自分の稽古内容を見直し半年が過ぎ6月になって土曜の午前中に道場の先輩方にお願いして
10人組み手の練習をするととても10人持たなく、体力不足も判明したのです。

それからは空手が休みの日曜日には1人1分の組み手を想定して
10分の走り込み+ダッシュを開始して体力不足を補うようにしました。
そのかいあって8月にはなんとか10人と組手がこなせるようになりました。

しかし型については思うようにカラダが動かず悩みました。
稽古が終わった後も残って自主トレしている先生や諸先輩から教えていただいたり
道場生の方にもアドバイスを頂きました。
その節は組手や型の稽古をつけて頂いた先生、先輩、道場生の仲間には
この場をお借りしてあつく御礼申し上げます。

そうして昇段審査当日を迎えました。
当日は見山師範より「型や技の成果よりも渡辺さん自身が今日までにやって来た成果を全て出し切って、
終わった後に出し切れた!と思えるような内容にしてください!」との励ましのお言葉を頂き、少し気が楽になりましたが、
それでも緊張と稽古不足は否めなく、型では上手く出来ないところが多くみられ、
組手では当初自分の思い描いてたようには全然動けませんでした。
いつもの自分の反省点であるローキックの受けやスタミナのペース配分も出来ずにいろいろと反省の限りでした。

審査当日はこんな私の為に黒帯の諸先生や諸先輩が多数駆けつけてくれました。
道場の皆様からも熱い声援をかけて頂いて感謝の限りです。

黒帯を締めるにあたってやっとスタートラインに立ったばかりですが
黒帯に見合うようこれからも日々精進してまいりますので宜しくお願い致します。

最後に私を黒帯まで押し上げて頂いた、
見山師範、阪本先生、小林覚先生、三田先生、高橋先生、智子先生他諸先輩、見山道場生の皆様方に
心から御礼申し上げます。押忍。

過去のニュース一覧に戻る
過去の大会履歴一覧に戻る