2014/03/15 春季昇段審査会

※写真をクリックすると拡大表示されます。

3月15日、久喜総合体育館にて春季審査会が行われました。
少年部からは中村彩乃1級、一般部からは高橋俊介初段、蓮見智子初段が昇段に挑戦しました。この3名はいずれも年間出席日数ベスト5を数年間キープしてきました。その成果をついに試される日が来たのです。
基本、補強、極真館制定型、棒の型、組棒と続き、黒帯を相手に10人組手、20人組手を完遂し終了しました。
多数の道場生が応援に駆け付け見守る中、3名ともに昇段を認定されました。
しかし合格しても武の道にゴールはありません。
各自が反省点や新たな課題を発見し更なる精進することを期待します。
その3名がどのように昇段審査に臨んだのか・・・・
審査を終えてどのような決意をしたのか・・・・

昇段レポートはこちらです。

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昇段レポート 中村彩乃初段 (12歳)

私は小学校2年生の時にテレビで見た空手がかっこいいなと思いかるい気持ちで空手を始めました。道場では、師範や先生、先輩方にていねいに教えていただき私は、もっと空手が好きになりました。

私は、稽古に行くのが楽しみでした。毎日休まず通いました。空手を続けていく上で悔しい思いもたくさんありました。一生懸命練習しても、試合などでなかなか良い結果が出ない時など、稽古にも行きたくないと思った時もたくさんありました。

しかし、試合の後に師範の所に報告しに行くと 「よくがんばったな。次がんばろう。」と、いつも私をはげましてくれたので、私はもっと練習しようと前向きに考えることができました。

  そして、昇段審査を受けて良いと師範から言われた時は、すごくうれしかった反面不安もありました。道場に行ける日は稽古が終わったあとも練習をがんばりました。その時にいろいろ教えてくれた先生、先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです。私は、いろいろな人たちに支えられているのだと感じて、昇段審査をいっしょうけんめいがんばろうと思いました。

  そしていよいよ昇段審査当日、私は型の時とても緊張してしまい頭の中が真っ白になってしまい、少しまちがえてしまいました。おちついてしっかりやらなくちゃと、思い必死でした。十人組手のときまわりを見ると大会などの試合で対戦し負けてしまった相手がいました。私は、怖さと緊張で思うように、動けなく受けるにで精一杯でした。しかし今まで教えていただいた先生方に 「相手の技を受けたら返せ」 と言われたことを思い出し一生懸命攻撃をしました。私にとってこの日は、自分が未熟だと感じた日でした。なのでこれからは、心身共に成長できるように稽古に励んで行きたいと思います。押忍

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春季審査会 昇段レポート 高橋俊介

God Gave Burden, Also Shoulders ユダヤの格言にこういう言葉があります。直訳すると「神は重荷とともに(それをかつぐ)肩も与えた」となりますが、神はこえられない試練を人には与えない、乗りこえるべき試練のみを人に与える、という意味で訳されています。

 二段への昇段審査を受けさせていただき、昇段をお許しいただけたことに関しまして、この機会を与えてくださるとともに、ご指導・稽古をしていただきました見山師範に深く感謝申し上げます。またご指導いただきました指導員の先生方・諸先輩方、稽古にお付き合いいただきました全ての道場生の皆様に心より御礼申し上げます。

 3年前の3月11日、記憶にも新しい東日本大震災の翌日に、初段の昇段審査を受けてから、あっという間の月日が経ち、二段への昇段審査を迎えることとなりました。3年前の昇段審査の前日、つまり東日本大震災当日は仕事のため熊本にいました。震災後の状況に対応するのに一睡もせず、翌朝一番の飛行機で審査のために戻り、交通麻痺が続く中、審査会場にようやくたどり着き、審査を受けました。あの日は日本人全体に与えられた試練の始まりだったのかもしれませんし、その試練は今も続いています。

 これまでの審査は自分のための審査でしたが、今回の二段への昇段審査は、指導員としての自分が試されており、それだけに自分のためだけの昇段とは思えず、それ自体が見山師範からいただいた試練でした。

  今回審査に向けて目標としたことは、審査のために特別なスタミナトレーニングや組手稽古をせず、通常の師範稽古と通常の自主練習で、審査に臨むということでした。もちろん審査が近づくと、師範稽古の内容も審査向けの稽古になり、見山師範には稽古内容にも工夫をしていただき、かかり稽古などは皆様にお付き合いはいただきましたが、それ以外は特に何もしませんでした。昇段審査が終わっても継続できるものだけで審査に臨むという気持ちのおかげで、普段の稽古に向き合う姿勢も変わったのではないかと思います。

 週3回の稽古であっても、46歳という年齢では数か所の関節に痛みを抱えながらの稽古になりますが、見山道場には多くの自分よりも年配の素晴らしい先輩方が日々汗を流していらっしゃるので、稽古を休むわけにはいけません。無理はいけませんが、これもまたひとつの試練であり、どういう体の使い方をすれば良いのかを教えてくれる教科書のようなものと思い、上手に付き合っていくことを目指しました。 さらに審査前の1週間は体調を崩すという最大の試練が待ち受けていましたが、これも試練と思い、熱だけは多少下げてから審査に臨みました。

  昇段審査が近づくと、必ず不安に陥ることは容易に想像できました。自分の実力など、どれほど稽古しても信じられるものではないですし、自分を信頼することは到底できないので、今回は見山師範を信じようと思いました。二段を受けさせて下さる見山師範のお考えと、自分にあった稽古内容を師範稽古の際にしてくださっていることを信じて稽古に臨めば心配ない、だめなら今回は見送れと言われるだろう、と。そのおかげで当日まで緊張もなく、体調の悪さから開き直った点も幸いして、審査中も本当に終始落ちついていられました。

 八風吹不動(八風吹けども動ぜず)という寒山の句がありますが、終わってみれば今回の自分の昇段へのテーマは「不動心」ということだったのかもしれません。人の心を惑わせる良いことや悪いことに動ぜず、泰然とした心境で日々の生活に臨めるようにしていく強い心をつくることです。それは空手以外の普段の社会生活でも役に立つ、強い心のことだと思います。そんな心境に到達するにはこの先何年かかるかわかりませんが、ようやく入り口にたどり着いた気がします。

 もし武道の神様がいるとすれば、今回自分に様々な重い荷物を与えてくれました。それと同時に神様は、それをかつげるだけの肩も与えてくれたようです。その肩をより強靭なものに鍛えるべく、今後も見山師範のもと修行を続けていき、道場生すべてが強い心を持てるよう、指導員として少しでも力になれるように努力・精進いたします。  押忍。

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春季審査会 昇段レポート 蓮見智子

 初段の黒帯を締め、見山道場の指導員として少年部のコーチとして指導に携わるようになって2年が過ぎました。見山師範に弐段を受審するお許しをいただいてから半年間審査に向けて準備をして参りました。初段を受審したときよりも今回は心を落ち着けて審査が受けられたように思います。それは、今回の審査の最後に田森師範から初段と弐段に違いについてお話がありました武道の言葉で「守破離」が関係していると思いました。

「守破離」の「守」とは師に教えられたことを型通りに守り繰り返して基本を取得することです。これが初段にあたります。「破」は身につけた基本をベースにしながら自分なりの工夫をして基本を打ち破っていく努力をする、これが弐段です。「離」は型や教えから離れて独自性を見い出していく段階です。

 色帯の頃は、稽古日数ではより多く稽古に参加していましたが、初段になってからは自分自身で稽古する時間が増えました。合宿や講習会で館長や岡崎師範にご指導いただいたこと、毎週の見山師範の稽古でご指導いただいていることを、そこで自分に足りないと感じたこと、もっと掘り下げて稽古したいと思うところを自分で稽古をするようになりました。繰り返し稽古を重ねていくうちに自身と向き合い課題がまた見つかります。繰り返し稽古し身に付いたものもありますが、こうした方いいと思ったことでも実際使ってみると違っていたり、一進一退の繰り返しです。そんな試行錯誤しながら道が開けていくのではないかと思っております。これが「守破離」の「守」から「破」ではないかと感じています。

 指導では、見山師範、阪本先生、小林先生の補佐で指導をさせていただいています。少年部の子どもたちへのアプローチの仕方、どうしたらわかりやすく伝えられるか、ただ叱っているだけではなく子どもの良いこところを引き出すような指導をいつも拝見し、教えることの難しさも感じていますが、師範や諸先生方を見習い、子どもたちがそれぞれの目標を達成できるよう、達成感を味わうことができるように指導の勉強をしていく所存です。

 初段に昇段してから弐段になるまでこの「守破離」の言葉通りかわかりませんが、自分と向き合いながら稽古することで弐段の審査にも落ち着いて挑戦できたのではないかと思います。受審するまで見山師範をはじめとする諸先生方、先輩方、道場生の皆様には沢山のご指導、稽古をしていただいたことに感謝致します。皆様の応援があったからこそ成し遂げられたことだと思っております。そしてここまで導いてくださった見山師範に心から感謝申し上げます。押忍

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