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安全対策と救命講習会実施

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空手の稽古や試合に限らず、少年野球やサッカー等の球技の大会や、激しい兄弟喧嘩等による外部からの打撃によって心臓振盪が発生して心臓が停止する事故を、最近たまにニュースで耳にすることがあります。
その様な場合正しくAEDを利用し迅速に救急車を呼ぶことにより救われる命が多くあるそうです。

蓮田支部としてまず「予防に優る治療なし」の名言通り今までの指導方法の見直しと、さらなる充実をはかる指導員講習会を2月から木曜日に毎週行ってまいりました。特に組手稽古の際には、指導員は道場全体をよく監視して参加生徒全員が安心して稽古できるようにすること、総本部の指導により小学5年生から高校生まではチェストサポーターを着用し、急所(心臓)をガードする等対策を講じました。そして「備えあれば憂いなし」、ついに念願だったAEDを道場に設置したのです。

しかしそれに油断せず、AEDを使用せずに済むように細心の注意を払い稽古してまいります。そして、備えるだけでなくAEDの正しい使い方ができるようにしておくことも大切なことです。そのようなことからAED設置後には、蓮田市消防署のご協力で救命講習会を実施しました。当初は指導員のための講習会予定でしたが、一般部道場生の安全対策に対する関心も非常に高く、指導員・一般道場生あわせて25名もの参加者のもと講習会が行われました。その模様は、写真からもわかるように参加者全員が熱心に一緒に稽古をする仲間のため、かわいい少年部の少年少女のため、自分の家族のためとそれはそれはとても熱心に参加しておりました。

講師を務める消防署救命課の隊員の方々も、我道場の参加人数25名もさることながら、講習に臨む姿勢にひどく感動しておられました。「ここまで熱心に講習に参加される団体様めずらしい!」との光栄なるお言葉まで頂戴いたしました。
講習内容としましては、AEDの使用方法、熱中症対策、打撃による打撲の応急処置、万が一の骨折時の対処方法にまでおよび質疑応答まで、実に充実した講習会でした。余談ですが、この日に参加できなかった指導員には、後日同様の講習会をあらためて道場で行ったのは当然の事でございます。

押忍

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