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全ロシア青少年大会

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12~14才・-50kg女子の部 準優勝 千葉理紗子

ロシア・モスクワにて(レポート:千葉理紗子)

自分は12月12日~16日の5日間、ロシアのモスクワに行ってきました。今回は13日、14日の大会に日本代表として出場するためでした。海外は初めてではなく飛行機での心配はありませんでしたが日本とは違う土地での大会ということもあり時差、食文化に心配していました。モスクワとの時差は六時間ということでなるべく飛行機で体調を整えました。機内食はロシアの飛行機ということで心配していましたが日本食に近くすしやうどんなど味はほとんど日本と変わりませんでした。行き帰り必ずパンやケーキが出てきて、そこが日本との違いかなと思います。行きではほとんど睡眠時間にあて思ったより良い体調で機内を降りることができました。手続きの時間がとても長く退屈でした。でも反対に他支部のみんなとの交流の機会が増え友達になれました。

市内について一番初めに思ったのが日本と大幅に違う人相です。恐いなと印象がついてしまいこの五日間みんなビクビクして過ごしていました。大会で出会うことになる子達がそうだったらどうしようと不安でした。物を買うとき付き添ってくださった方がいて助かりました。

バスに乗りホテルに向かう間もつかれたせいか静かにしていました。空港を出ると空がグレーで時間の見当がつかず日本との違いを感じさせられました。道路はとても広く日本の二倍くらいはあったと思われます。その時は雪は降っていなく思ったより寒さは感じられませんでした。しばらくバスにゆられ景色を見ながらホテルにつきました。部屋は思ったより広く綺麗でした。ホテル内に熱湯、飲み水も置かれており使いやすかったです。冷蔵庫などにも設備されており意外と充実していたところは驚きました。朝食はバイキングで内容はお肉が多かったです。パン、ゴハン、フルーツなどもありましたが種類が毎回同じなので日本から持ってきたものがすごくおいしく思いました。わりとヨーグルト、クッキーなど日本と変わりがなく美味しかったです。

大会では武道専用の体育館みたいなところでやりました。建物はきれいで更衣室、トイレなど備えられていて日本とはあまり変わりませんでした。 アナウンスや文字すべてロシア語だったので大変でしたが先生方のおかげでスムーズに進行できたように思います。

試合内容は自分は十二~十四才、~50kgで出場し、一回戦は動きが固く足がうごかなくて思い通りに動けなかったけど何とか技ありで勝ちました。二回戦は日本代表同士であたってしまい気が重かったけど何とか勝つことができました。この日は決勝以外の予選だけだったので他の友達の応援をしました。写真を求められることがありいろんな国の子との交流ができいい体験となりました。

ホテルにもどってからはほとんどみんなと仲良くなり楽しく過ごすことができました。次の日は時差のせいで何度も寝て起きてをくり返し大変でした。つねに暗いのでいつ朝なのか分からず時計もなく内線も通じなくなり大変でした。

決勝は並んでから出場する形で日本と同じ音楽が流れていてビックリしました。内容は本戦二分だったので延長までの体力が残らず本線引き分け、延長一本負けという、はずかしい結果になってしまいました。たくさんの心残りと課題はあったけどすごくいい経験になりよかったです。

最終日の観光はクレムリンを観ました。モスクワにもマックがあり驚きました。その日は日本の二倍サイズのピザを食べました。日本と味はあまり変わらなかったです。歩道に野良犬がいたり、大きな鳥やさるを飼っている人がいたりと日本とはぜんぜんちがいました。

帰りの飛行機ではロシアが名残おしく約十二時間中一、二時間しか寝ませんでした。益々友達も増え充実した五日間でした。試合でも悔いが残りましたがとても勉強になりました。日本に帰って来てたっくさん練習して今度は相手が驚くくらい強くなって優勝したいと思います。引率の先生方、みなさん、本当にありがとうございました。 押忍。

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