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2018/06/16 アジア国際大会

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6月16日アジア国際大会がカザフスタンの首都アスタナにて開催されました。
世界12ヵ国から250名の選手が出場しました。
蓮田支部からは自分が型 一般女子の部、蓮見泰青初段が組手14~15歳男子+ 60 キロの部、桑原しな初段が組手14~15歳女子+ 50キロの部にそれぞれ出場しました。
見山師範がこの大会の副審判長として招かれ、審判講習や型セミナーを行い 型競技と組手各階級決勝の主審を務めました。
国境を超え同じ空手をする者同士、言葉は通じなくても空手を通して心は通じ合い繋がっていると感じました。
大会に際しまして盧山館長を始め、総本部事務局の皆様、山田支部長、山下支部長、横澤先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。
蓮田支部指導員 蓮見智子

【優勝】
桑原しな 組手 14 ~ 15 歳 女子 + 50 キロの部

【準優勝】
蓮見智子 型 一般女子の部

桑原しな選手のレポートはこちらです。



【優勝】 桑原しな 初段
14~15歳 女子 + 50キロの部

私はアジア大会の出場が決まった後、 国際大会対策として2分間動き続けられるスタミナと外国人の圧力 に負けない体力をつける練習を行ってきました。 そして自分に自信をつけて出発しました。

現地での試合はスケジュールが大幅に遅れてなかなか試合が始まらず、試合への気持ちの維持が難しかったですが、何度もアップをすることによって対応しました。
試合のルールも日本とは少し違っていて、距離をとるための押しが1回は認められたり、払いが反則に取られることもあるとのことでした。自分にとっては初めての面金無しの試合でした。 いつもの試合とは環境や条件が違いましたが、勝つことだけを考えて集中し試合を行いました。
決勝戦では相手の 体格が自分より大きく、突きの圧力がものすごく、なかなか下がってくれず延長戦になりました。延長ではなんとか判定で勝利できました。
本当は回ってうまく戦いたかったのですが、相手の圧力に負けないようにすることだけにとらわれてしまい、普段通りの打ち合いになってしまいました。 まだまだ課題があると実感しました。

そしてうれしかったのが、 カザフスタンの人たちがとてもやさしくしてくれたことです。
試合をしてくれた相手や、周りにいた人たちがみんな笑顔で「 ありがとうございました。」と言ってくれたり、 困っている自分の代わりに外国人スタッフさんに伝えてくれたり、さらに友達になってくれました。 とても親切にしてくれて感動しました。
また印象的だったのが、 中央アジアの人たちは型も組手もとても上手でこれからもっと入賞 者が増えていく気がしました。 私も負けないように組手とともに棒も型も頑張ろうと思います。

今回は移動や日程に余裕があって、日本食もしっかり摂れてとても快適に過ごせました。それは 総本部 のスタッフの方々やボランティアの方々、一緒に行ってくれた方々のおかげです。 試合結果にも大きく影響し たと思います。 館長をはじめ、見山師範や先生方、 総本部のスタッフの皆様、同行者の皆様、 日本で一緒に練習をしてくれた方々や仲間達、 応援を下さった方々、本当にありがとうございました。 押忍。

桑原しな




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